忘れないうちに書く映画ブログ

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オールド(2021)

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プライムビデオでも観られるがwowwowオンデマンドで鑑賞

 

主人公は訳ありそうな四人家族

離島のリゾートホテルにバカンスを楽しみに訪れる

ホテルスタッフから特別に教えてもらったプライベートビーチに遊びにいくと、そこで恐ろしいことが巻き起こる!

 

という、ホラー映画によくありそうなストーリー

なのだけど、そこはシャマランなのである

皆さんはシャマランの作品をご覧になったことがありますか?

有名どころはシックス・センスアンブレイカブルそしてサイン

サインで私はシャマランの描く世界観にはまってしまった

話の筋は不気味だしこわい、でもなんかちょっとシュールでくすっとくる

自分の作品に出たがりなところもS・キングを彷彿とさせて好きなところ

今作でもしっかりとセリフまで設けて出演していて安心した

こういうお約束があると、ファンとしてはうれしいものがある

 

スプリット以来に観たシャマランの作品、オールドの感想としては……

シャマランってこんなだっけ?笑いどころがないよ?なんかちゃんと締めて終わったよ?

これにつきる

謎のシュールさ、スピリチュアル、締まりのない終わり方

この三拍子揃ってこそのシャマラン映画のはずが、ちゃんとしていたのである

シャマランの作品には、正体のはっきりしない謎の現象や存在が必ず登場する

そこは健在、なのだけどそれを取り巻く物語がちゃんとしていた

あのふわぁ……とした終わり方じゃないとこんなにもこぢんまりと纏まってしまうんだな、と

ダメではない、ただ笑いどころがなくて私はちょっと寂しかった

次回作はいつものようにぶっとんだ作品を期待したい

 

余談ですけどミスター・ガラスはとっておいてまだ観てない

ナイトクローラー(2014)

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wowwowオンデマンドで鑑賞

観るのは二度目かな?

 

主人公は仕事もなくお金に困っている男

ある日事故現場を撮影しているパパラッチを目撃し、これは金になると踏んでカメラを購入し自身もパパラッチを始める

警察無線を傍受し、犯罪現場に駆け付けそれを撮影するのだがちょっとした事件ではTV局に映像を買い取ってもらえない

そして主人公がとった行動は……

というようなストーリー

 

こわい。何って目がこわい。

 

演じているのは「ゾディアック」や「複製された男」のジェイク・ギレンホール

目がおっきい人なのだけどその目がこわい

この作品のために14kgも痩せたというその風貌が不気味でこわい

そして主人公がやる事なす事全てこわい

作品を観ているうちに主人公と同じくスリルを楽しんでしまっている自分もこわい

なんといっても一番こわいのはラストシーンである

エンドロールが流れたとき、ぞっとする気持ちを味わえると思う

1408号室(2007)

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S・キング原作のホラー映画

プライムビデオで鑑賞

 

とても久しぶりに観た!

主人公は売れない作家で心霊現象を取り扱う本を書いている

幽霊ホテルへ取材に行き心霊現象を調べてレビュー本を書いているのだが、ある日主人公のもとへ手紙が届く

“1408号室に入るな”とだけ書いてあるその手紙に興味を惹かれ、主人公はドルフィンホテルの1408号室に宿泊を決める

ホテルの支配人にあの手この手で止められそうになるも、無事1408号室に宿泊することができたのだが……

 

という感じのストーリー

ジョン・キューザックサミュエル・L・ジャクソンという豪華キャストながら、ほぼJ・キューザックの一人芝居

ネタバレもくそもないので書いてしまうと、立ち入った奴は絶対殺す1408号室VS心霊なんか信じないおじさんの熾烈な戦い

主人公がなぜ心霊や神を信じなくなったのか?という部分も合間合間で語られていくが、1408号室ではそんな背景は関係ないのである

ホテルが勝ったのか、主人公が勝ったのかは自分の目で確かめてほしい

 

好きなシーンは向かいのマンションに助けを求めるシーンと、ちっちゃいサミュエル・L・ジャクソンです

スイミング・プール(2003)

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2003年のフランス映画

監督はフランソワ・オゾン

wowwowで観ました

 

主人公は老年を前にした独身女性の小説家

演じるのはシャーロット・ランプリング

ストーリーは、主人公が出版社の社長の別荘で執筆をしようと一人赴くと、社長の娘を名乗る若い女が現れ奇妙な同居生活をすることになり……というような感じ

内容はあって無いような、あったのか無かったのかわからないような

すべての創作物は想像から生まれる、ということを言いたかったのだろうか?というようなそんな話

 

これを観るのは二度目なのですが、シャーロット・ランプリングがよい

とてもきれいなのです

ヨーグルトをめちゃくちゃまずそうに食べる姿も美しいのです

キャラクター像としては、幼稚さの目立つ高齢独身おばさんです

若い女が買ってきたフォアグラやワインを夜中にこっそり盗み食いして、ワインボトルに水を入れごまかしたり

色々幼稚なのです、大人とは思えないほど

ワインに水を入れるなど有るまじき冒涜です!ゆるせないね!

でもラストシーンを迎えると、そんなことはどうでもよくなりますからぜひ観てみてください

 

ディナーラッシュ(2001)

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2001年のアメリカ映画

プライムビデオで鑑賞

内容は群像劇です

舞台はディナータイムのイタリアンレストランで、おいしそうな料理が沢山登場する

飯テロをくらわないように食事を用意して観ました

 

感想としては、これはすごくおすすめの作品!

おいしそうな料理、テンポのよいストーリー展開、そしておいしそうな料理、最後の爽快感

おすすめできない部分が何一つないのである!

ただ、ごはんやおつまみを絶対に用意して観てください

 

悪の寓話(2020)

 

劇中の一場面

2021年イタリア映画祭で公開されたイタリアの作品

wowwowオンデマンドで視聴

特別変わったことのない日常が少しずつ壊れていく様子を描いた群像劇

 

個人的に、その変わりない日常なのであろう導入部分からすでに不穏で不気味だと感じた

不穏、という言葉がまさにぴったりな作品

特別派手なシーンはないけれど、真夏が舞台なのにどこか寒々しさ漂う薄暗い雰囲気にはまる人はいると思う

ラストシーンがどういう意味なのか、何が事実で何が嘘なのか理解するために2度観るのもいいかもしれない

ひとつ残念なのが、現時点ではwowwow以外で観られるサービスがないらしいこと

結構面白かったので機会があればぜひ

スリー・フロム・ヘル(2019)

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マーダー・ライド・ショーシリーズの3作目

もともとマーダー・ライド・ショーが大好きな作品のひとつだったのでこれも観ないわけにいかないと張り切って観ました

 

感想は、んー…イマイチかな

いまいち、という言葉がふさわしい仕上がり

主要キャラクターのいかれた殺しっぷりが見どころだが今作は控えめ

頭のおかしいシリアルキラーのはずなのに、なんだかほのぼのしたシーンが目立つし、時にはまともな事も言っちゃう

なんだかなあ、シェリ・ムーン・ゾンビは年とっても可愛いなあと思いながら鑑賞した

シェリ・ムーン・ゾンビさんはロブ・ゾンビの奥様でありまして、チェシャ猫みたいな笑顔と可愛い声が魅力的です

ご興味がお有りの方はぜひ、マーダー・ライド・ショーをご覧くださいませ

ツールボックス・マーダーでも主演してるんだけどね、やっぱりマーダー・ライド・ショーが好きです